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次の解散総選挙で共産党は議席を増やす?
解散総選挙では、自民党と民主党のどちらが勝つか、ということが世間の注目を集めると思いますが、私は共産党がどこまで票を伸ばすかに注目します。
というのも、最近若者の間で小林多喜二の「蟹工船」がブームになったり、共産党員が増えたりしているらしいからです。
それもこれも、15年ほど前から、40〜50代の企業のおじさんたちが、自らの保身のために、正社員の雇用を減らし、派遣社員やアルバイトなどの非正規雇用を増やしたのが原因です。
そのあおりを食らってしまったのが、「就職氷河期世代」といわれている人達です。
2005年ごろからは、景気が上向きになり、正社員の雇用も増えていきました。が、その恩恵を受けているのは、主に新卒の学生で、「就職氷河期世代」の人達の中途採用は少ないのが現状です。
結局、「就職氷河期世代」は、自分の父親ぐらいの世代の人間に見捨てられてしまったのです。むしろ、「就職氷河期世代」を切ったおじさん達は、自分達が自己保身したことを棚に上げ、「就職できないのは自己責任」と切り捨てています。
その「就職氷河期世代」の心を掴んだのが、「蟹工船」であり、日本共産党なのです。
中高年にとっては、日本共産党には、ダーティなイメージが付きまとっているそうです。それは様々な事件を起こしたからだそうです。(どんな事件を起こしたかは、ご自分でお調べください。)
ところが、最近の共産党はダーティーな過去を封印し、「憲法改正反対」や「格差社会反対」など、クリーンな政策を次々と打ち出しています。マスコミも、共産党のダーティーな過去を報道することはありませんから、若者にとっては共産党への抵抗感はないのでしょう。
でも、ちょっと待ってください。
日本共産党綱領を読んでください。
(一六)社会主義的変革は、短期間に一挙におこなわれるものではなく、国民の合意のもと、一歩一歩の段階的な前進を必要とする長期の過程である。
その出発点となるのは、社会主義・共産主義への前進を支持する国民多数の合意の形成であり、国会の安定した過半数を基礎として、社会主義をめざす権力がつくられることである。そのすべての段階で、国民の合意が前提となる。
日本共産党は、社会主義への前進の方向を支持するすべての党派や人びとと協力する統一戦線政策を堅持し、勤労市民、農漁民、中小企業家にたいしては、その利益を尊重しつつ、社会の多数の人びとの納得と支持を基礎に、社会主義的改革の道を進むよう努力する。
日本における社会主義への道は、多くの新しい諸問題を、日本国民の英知と創意によって解決しながら進む新たな挑戦と開拓の過程となる。日本共産党は、そのなかで、次の諸点にとくに注意を向け、その立場をまもりぬく。
「憲法改正反対」や「格差社会反対」とか唱えていますが、結局のところ、共産党の最終目標は、日本を社会主義国にすることなのです。さすがに、共産党は「暴力革命」は放棄しましたが、日本を社会主義化しようとしている点では昔と変わりありません。
今度の選挙で、共産党に投票する予定の若者の皆さんには、その点を重々考えていただきたいと思います。
最後に言いたいことがあります。自民党の皆さん、民主党のみなさん、日本経団連の皆さん。あなた方には緊張感がなさ過ぎます。実は、日本が社会主義国になってしまう時代が刻一刻と迫っているのです。それを阻止するのがあなた方の仕事ではないのですか。その現状を認識していただきたいと思います。
〔参考ニュース記事〕
livedoorニュース:[共産党]「蟹工船」ブームで1万人新規入党
livedoorニュース:『蟹工船』ブームで日本共産党に久々の追い風か?党事務所へ問い合わせ急増。
〔関連ブログ〕
モリゾ 一人旅:こっからだぜ共産党!
同人作家の時事・歴史放談Blog:「共産党」がブームになる日本
〔共産党関連の過去記事〕
一昨日の津田沼駅の様子&Google検索で発見したこと
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