中国とミャンマーの対応の違い
ミャンマーと中国で、相次いで災害が発生した。
ミャンマーと中国は偶然にも隣国である。
しかし、両国の対応は真っ二つに割れている。
中国政府は、意外にも、いち早く地震の状況を内外のマスコミに公開し、国際社会の支援を受け入れている。
中国における救助活動の稚拙さを批判する声は数多くある。しかしながら、中国政府が海外に門を開いたことは、評価に値すると思う。
今回の対応は、国民の反発や暴動を防ぐためという見方が大勢である。しかし私は、中国共産党政府が、北京オリンピックや2010年の上海万博(意外に知られていない)を目前に控え、近代国家の仲間入りを果たそうとしている、と好意的に捉えたい。
もちろん、中国共産党の考える「近代国家」とは、社会主義を前提としていることは言うまでもない。
その一方で、ミャンマー(旧国号:ビルマ)は海外からのマスコミの取材や支援を受け入れていない。かといって、ミャンマー政府(≒軍)は、ちゃんとした救助活動・被災者支援を行っているわけでもなく、憲法改正の国民投票を優先させてしまった。しかも、中国でも災害が発生したものだから、国際社会のミャンマーに対する関心が薄れてしまい、十分な支援を受け入れるタイミングを逃してしまった。
マスメディア報道によると、被害者の数は増しているそうだ。これが天災ではなく人災であることは明らかである。
軍が強大な権力を持ち、国際社会への門戸を閉じてしまった国。しかも、国民を平気で見殺しにしている国・・・
まさに、アジア・太平洋戦争期の大日本帝国にそっくりである。
しかし、ミャンマーは大日本帝国と違い、経済大国の後ろ盾がある。
その経済大国とは、皮肉にも日本である。
だから、ミャンマーの軍事政権が今すぐ滅ぶということはないだろう。日本国政府やミャンマーに進出している日本企業にとっては喜ばしいことだが、ビルマ国民にとっては悲劇としか言いようがない。
とにもかくにも、中国でもミャンマーでも、これ以上犠牲者が増えないことを祈るばかりだ。
〔参考記事〕
livedoorニュース:サイクロン被害、人的支援拒否のミャンマー軍政に批判
livedoorニュース:[四川大地震]死者3万2477人に…新華社通信
コメント
ミャンマーの人々は、ホントにかわいそうだ。
中国の支援を期待していたらしいのに、
中国がすごい災害に遭ってしまったから、
支援を期待できなくなったのだ。
中国は共産主義、ミャンマーは軍事政権。
違いは明確だけど、国民の生命よりも、
国家の体面を重んじるところは共通している。
でも、今回だけは、中国は以前とちょっと違って、
開かれた国家を演出しているところが憎いね。
でも、ミエミエじゃない?
ホントに変わったのかな?
今回の四川大地震が起きる前、一週間ほど前に、震源地付近では、野生の動物たち、例えば、ヒキガエルの大群が山から村に下りてきたそうだ。
これは、地下変動を本能で敏感に察知した野生の動物たちが、人間よりも賢くも、一斉に民族大移動を起こしたことを、示している。
その大群の移動を誰も理解できなかったことは、哀れである。
しかし、中国の地震局は、ヒキガエルが山から村に下りて来ようと来まいと、科学的に、今回の大地震を察知できたと思うのだが。
日本の東海などの地域の大地震も、心配になってきた。
毎日、1回は日本のどこかで地震が起きているそうだ。
これからは、気象庁が、毎日、気象情報として、
地震予報などをテレビやラジオで提供して欲しい。
お天気も心配だけど、地震も心配。
NHKが地震情報を流してくれないかな?
地震予報士って、あり?
いつ起こるか分からない大地震を予測することは難しいかもしれないけど、少しでもいいから、国民は情報を知るという権利があると思います。ですから、テレビで、「今日は○○で地震がありました。明日は△△で地震がありそうですが、津波の恐れはない模様です」とか何とか、放送してくれると嬉しいですよね。
そう言えば、NHKの気象情報では、
『紫外線情報』だとか、
『台風情報」だとか、
『お花見前線』だとか、
『梅雨前線』だとか、
『花粉情報』だとか、
いろんな情報を流してますよね。
『地震情報』もあって、おかしくありませんね。
ミャンマー軍事政権は、国連の支援を断った。もはや、救済よりも、復興のモードに入ったからだそうである。ホント?
中国共産党政権は、被害者の遺体をトラックでどんどん運んで、DNAだけを残して、火葬にしているそうで、身元は二の次だそうである。スゴイ!
どちらの国も、日本の国とはかなり異質だなぁ、という感じを抱く。
とにかく、人間のいのちをすごく軽んじている国であることは確かみたい。
四川大地震の負傷者のうちで、かなり多くの人たちが呼吸困難らしく、気管切開をしている状態という報道があったが、気管切開をすると、発声できるのか、食事は喉を通るのか、気管にはめ込んだ器具はいずれ外すことができるのか、等々、疑問に思うことがいっぱい出てきます。救出されても、負傷者の方たちも本当にお気の毒だなぁ、と痛切に感じます。震災孤児になってしまた子どもたちもたくさんいるようで、可哀想です。国家がどれだけ補償してあげるのでしょうか。日本も、中国のような状況になったら、どれほどの補償ができるのかと考えると、とてもじゃないけど、他人事ではありません。
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